DeNA三浦大輔監督(49)が、18年ぶりの優勝を決めた阪神との対戦を振り返りながら、今季の阪神の印象を語った。

今季は、京セラドーム大阪で開催された開幕カードで3連敗。甲子園で行われた7月12日の対戦まで、阪神のホームゲームでは8連敗を喫した。3試合を残しながら、今季は9勝13敗で負け越し。16ゲーム差をつけられた。

三浦監督は「うちは直接対決でやられた。守備もそうですけど、1、2番にやられた。特に試合の中盤から後半にかけて、確実に点を取られた。投手陣も非常に良かったし、なかなか点を取れなかった」と指摘した。

今季は、幼少期から親交がある岡田監督が復帰し、阪神の野球にも変化が見られた。「(野球が)より細かくなったかなというところ。終盤での1点1点の重みというか、じわじわ引き離されたかなという印象ですね」と話した。

チームは、4位巨人と2・5ゲーム差の3位で、2位広島を3ゲーム差で追いかける。「またCSで戦う可能性がありますから」とクライマックスシリーズ(CS)進出を決め、ファイナルステージでのリベンジに視線を向けた。