2位広島の5年ぶりとなるクライマックスシリーズ(CS)進出が25日、決まった。

この日は試合がなく、4位巨人が敗れたことで、優勝した18年以来の3位以上が確定した。

残り4試合でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを主催できる2位確保を目指す。

新井貴浩監督(46)は「まだまだ目標は先にある。終わってもいないですし、まだ振り返るのは早い。ただ、選手の頑張りは本当にありがたく感じています」とコメントした。

16~18年にリーグ3連覇した後は4位、5位、4位、5位と苦しんだ。佐々岡真司監督(56)に代わって今季就任した新井監督は機動力を積極的に使い、チーム盗塁数は24日時点でリーグトップの76。投手陣も整備し、粘り強く接戦をものにする態勢を築いた。

6月25日に3位に再浮上してからは1度も4位以下に落ちなかった。7月には10連勝するなど一時は首位争いも演じた。