慶大が13安打で11点を挙げ、東大に快勝した。エースの外丸東真投手(2年=前橋育英)が8回を被安打5の7奪三振、1失点にまとめて今秋3勝目をマーク。堀井哲也監督(62)は「外丸は安定した投球だった。しぶとい東大打線に対して、よく丁寧に投げていた」と評価した。

外丸らしい、安定した投球を見せた。初回、先頭に右前打を許し、盗塁と内野ゴロで2死三塁。それでも、相手の4番から三振を奪い、先制点を許さなかった。「いつもと変わらずに、ストライク先行で投げることができました」と涼しい表情で話した。

4回には2死から中前打をマーク。今秋は全4試合で安打を放っており、打率は4割6分2厘。「たまたまです。チャンスで回ってくるときもあるので、そういう時は自分で点をとってやろうと思っています」と笑顔を見せた。