楽天が延長戦までもつれ込んだ総力戦でソフトバンクと引き分け、3位以下が確定した。

2回に村林の先制打で2点を先行も、先発した岸が4回4失点と逆転を許して降板。苦しい展開となったが、3点を追う6回に辰己が同点9号3ランを放って試合を振り出しに戻した。その後は救援陣が踏ん張ったが、勝ち越すことはできなかった。

これで今季最終戦となる9日ロッテ戦(楽天モバイルパーク)では勝った場合のみ、3位での逆転CS進出が決定する状況となった。石井一久監督(50)の試合後の一問一答は以下の通り。

 

-総力戦の末に引き分けという結果

石井監督「選手はね、本当にしっかりと勝つために努力してくれたし、結果を出なかった部分もありますけど、チームとしてしっかりと戦えたのかなとは思います」

-この引き分けという結果はどう受け止めますか

石井監督「とりあえず、この結果というよりは、もう本当に明後日(9日)、大一番になると思うので、チーム一丸で、みんなでしっかりと。また、今日もね、いっぱいファンの方に入っていただいたので、ファンの人たちと一緒に、背中を押してもらって、明後日、勝ち切りたいと思います」

-6回に辰己が同点3ランを放って追いつけたのは大きかった

石井監督「うん、まあ引き分けっていう結果がどうなのかっていう話かもしれないですけど、やっぱウチとしては引き分けまで持っていけたっていう…。その引き分けで(3位以上が確定したソフトバンクに)CSの枠が埋まってはしまうんですけど、ただゲームの内容としては悪くないので。まあ明後日っていうところに、しっかりと向かって、みんなで行けるのかなと思います」

-4番手の藤井以降、リリーフも非常に粘り強く投げてくれた

石井監督「そうですね。藤井もそうですし、その後も宋もそうですし、内も2イニングというところを結構精度の高いボールを多く投げてくれて失点を許さなかったっていうところが良かったかなと思います」