ソフトバンクがレギュラーシーズン最終戦で敗れ、2位確定は10日に持ち越しとなった。同日に行われる楽天-ロッテ戦でロッテが勝利した場合、勝率1毛差でロッテを下回り3位に陥落する。
自力で2位をつかむことができず、結末は運命の「10・10」へ。CSファーストステージの本拠地福岡開催は神頼みとなった。藤本博史監督(59)は「他力本願で(2位か3位か)どっちになるか分からないけど、CSに向けて頑張ります」と必死に前を向いた。
先発マウンドには今季10勝でチーム勝ち頭の有原を送った。5日後に迫るCSファーストステージの初戦よりも、この日の勝利をもぎ取りにいった。右腕は6回途中2失点と粘ったが、打線が5安打1得点と沈黙。オリックスのドラフト1位左腕曽谷にプロ初勝利を献上した。
藤本監督は「初物のピッチャー。もっと積極的にいってくれたら良かったけど、ボールを見て見てという形になってしまった」と脱帽。自力で2位を決められず、中4日登板しない限りはCS初戦に有原を起用することもできない。痛恨の1敗でシーズンを終えた。
今季のオリックスとの対戦成績は11勝13敗1分け。直接対決は3連敗フィニッシュで、3年連続の負け越しも決まった。リーグ優勝だけでなく2位確定さえも阻まれた宿敵。リベンジするためにはファーストステージ突破が必須になる。まずは「10・10」の結果を見届けるしかない。【只松憲】



