来季16年目を迎える日本ハムのベテラン中島卓也内野手(32)が14日、本拠地エスコンフィールドで自主練習を開始し、師と仰ぐOB田中賢介スペシャルアドバイザー(SA)超えを誓った。今季終盤に通算200盗塁を達成。203盗塁の先輩の数字が目標だ。他球団では続々と同世代が戦力外に。自身も今季17試合の出場に終わっており、背水の覚悟で来季へ向かう。
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俊足巧打の“いぶし銀”が、次の目標へ走り出した。ベテラン中島が、プロ16年目の来季へ向けてエスコンフィールドで自主練習を開始。キャッチボールなどで軽快に汗を流し、改めて師匠超えの目標を掲げた。今季終盤の9月22日楽天戦で、通算200盗塁を達成。師と仰ぐOB田中SAの通算203盗塁を引き合いに「204でもいいですけど抜きたい」と、意気込んだ。
15年盗塁王も、来年1月で33歳。秋になり、他球団へ散った元同僚たちの寂しいニュースが、続々と耳に届く。日本ハム時代に「ハルタク」のコンビ名で共闘した楽天西川や、巨人鍵谷ら同世代が戦力外に。西川とは10月5日の今季最終戦の際に会食したばかりで「(球団から来季構想外を)言われていたかは分からないけど、そんな雰囲気は出ていた。どこか取りますよね? 全然、出来るっすもんね」と後輩の去就を心配しつつ「そういう年齢になったなと」と、しみじみ。同期入団の中日大野奨、谷元の引退試合には名古屋まで駆けつけた。「同期入団が、もう僕しかいない。出来るだけ長くやりたい」と強く思う。
今季はわずか17試合の出場に終わった。守備重視のメニューが予定されている秋季キャンプは、11月1日からスタート。「1日から出来る体には、しておかないと。今年はケガもあって1軍に長くいられなかった。来年は1軍で多く試合に出るのが目標」。ベテランの底力で、若いファイターズをけん引する。【中島宙恵】



