嵐の前の静けさか…。阪神が25日、オリックスとの日本シリーズ前最後のシート打撃を本拠地甲子園で行った。

佐藤輝明内野手は岩貞に空振り三振、及川に見逃し三振に仕留められ、前日24日のシート打撃と合わせ計4打席4三振。野手陣は2日間で計66打者が打席に立ち、わずか2安打。この日は大山が岩貞から放った中前打のみにとどまるも、平田1軍ヘッドコーチは「生きた球を打てた。(本番は)集中力もいろいろ変わってくる。全然気にしてない」と心配なしだ。

佐藤輝は「いや~、全く前に飛びませんでした」としながらも「(シート打撃と試合は)別ものなので。気にせずいきたい」と前を向いた。オリックス投手陣のイメージを問われると「力強いピッチャーなので、振り負けないように頑張りたい」。好調のままレギュラーシーズンを終えた大砲が小休止の後、爆発してみせる。

▽阪神中野(シート打撃で2打数無安打)「一時期の状態に比べれば、良くなっていると思います。ファウルで粘れた打席もあったので、いい調整ができている」

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