4番が決めた!! 阪神が死闘の末に劇的サヨナラ勝利を飾り、2勝2敗で五分に戻した。3-3の同点の9回1死満塁から4番大山悠輔内野手(28)が左前打を放ち、貴重な1勝をもぎ取った。日本シリーズでのサヨナラ勝ちは03年ダイエー戦の第4戦の金本の本塁打以来、20年ぶり球団4度目だ。試合後の岡田彰布監督(65)のお立ち台での一問一答は以下の通り。
-すさまじい試合でした。見事に制しました
「遅くまですみませんでした。もう少しね、すんなりと早く終わらないといけないんですけど、まあこれがシリーズかなと思っているので・まあ最後、前の2人が敬遠されて、まあちょっとチャンスで打てなかったんですけどね、最後は4番が決めてくれましたね」
-1点をめぐる攻防で、1点の重みを感じたか
「そうですね、まあ同じようなチームなんでね、リリーフ陣が勝負になると思っているんですけど。今日はね、島本と湯浅にかけましたね」
-湯浅にこれ以上ない大歓声が注がれた。どのような判断から湯浅を投入したのか
「いや、誰も湯浅は言わなかったんですけどね。まあ湯浅は6月以来ですかね、1軍のゲーム。まあ2日前に宮崎から帰ってきたばっかりだったんですけど、ほんとぶっつけ本番だったんですけどね、ここは湯浅にかけるしかないと。湯浅が出てくるとファンの声援でね、ガラッとムードが変わると思ったんでね。だから湯浅にかけましたね」
-頼もしい右腕がベンチに加わった
「明日からはね、普通に湯浅いけると思うんでね」
-才木が途中で右手の親指から出血もあったがよく5回を粘った
「球数もね、これはしょうがないんですけどね、ちょうど100球近くで。まあ何とか5回を1点で抑えてくれたので、役割を果たしてくれましたね」
-森下も初回で3番らしい仕事をしてくれた
「森下はちょっと怒らないといけないですね、やっぱりね。怒るとちょっと発奮しますね」
-8番の木浪から今季の強みの攻撃があった
「昨日もそうですけど、木浪がすごく機能しているので。だからまあ今日はちょっと打順の巡り合わせが悪くてね、ちょっと入れ替えとかはあったんですけど、みんながね、役割分担でね、きっちり仕事してくれたので、それで勝ちきれたと思いますね」
-日本シリーズ甲子園でお立ち台は初めて。虎党のみなさんは
「すごい声援をもらって選手もすごく奮い立っているので。明日でね、甲子園は終わるんですけど、今日の勝ちを無駄にしないように、明日はまた全員でね、最後の甲子園絶対勝ちたいと思いますね」