広島西川龍馬外野手(28)が2日、マツダスタジアム内の球団事務所で球団と交渉を行った。約30分の交渉では、来季以降の契約年数や年俸も提示されるなど残留要請を受けた。「僕が思っている以上に、いい条件だった。今日は僕が思っていることは全部伝えさせてもらった。家族といろんな人と相談しながら(決めたい)」。来季には海外FA権も取得するが「海外は可能性が低いので、残るか、国内か。どちらか」と明言。今後も熟考していくことになるが、近日中にも再び球団との交渉を予定し、できるだけ早く結論を出したい意向を示した。

 

西川は昨季FA権を取得し、昨オフは球団から複数年の提示はなく、単年で契約を更改した。今季は右脇腹痛による離脱はあったものの、2年ぶり規定打席に到達し、リーグ2位の打率3割5厘をマークした。通算2970打席で打率2割9分9厘を記録する巧打者には、ソフトバンクなど数球団が獲得に興味を示しているといわれている。

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