侍ジャパンが韓国とのタイブレークの接戦を制し、全勝優勝で連覇を決めた。今大会から指揮を執る井端弘和監督(48)にとっても、記念となる初優勝になった。同点に追いつき迎えた10回2死満塁、門脇誠内野手(22=巨人)が三遊間を破るサヨナラ打を放った。

侍投手陣を引っ張った坂倉将吾捕手(25=広島)が、バットでも優勝に貢献した。1点を追う延長10回のタイブレーク。1死満塁から初球を強振した。中堅後方に打ち上げ、同点の走者を本塁に迎え入れ、勝ち越しの走者を三塁に進めた。「少し楽になった」と言った16日初戦の安打以降は無安打も、18日のオーストラリア戦を除く3試合で先発マスクからフル出場。若き侍の正捕手としてチームを支えた。

 

【アジアCS】井端ジャパンがサヨナラ連覇!白熱の日韓戦、タイブレークで門脇が決めた/詳細