阪神中野拓夢内野手(27)が、セ・リーグの最多安打者賞(164安打)を初受賞した。

都内のホテルで行われたNPBアワード内で表彰された。中野は新人だった21年の盗塁王に続く2つめの打撃タイトル。

「タイトルに縁がないと思っていたが、チームが勝つことだけを考えてやってきた結果、タイトルを取れてうれしい」と喜びを口にした。

今季は遊撃からコンバートされた二塁で143試合フルイニング出場を果たした。バットでも打率2割8分5厘、2本塁打、40打点、20盗塁と近本との1、2番コンビで打線の起爆剤となった。