阪神近本光司外野手(29)が、レジェンドたちの記録に挑む。28日、都内でNPBアワードに出席。2年連続4度目となる盗塁王のタイトルと、3年連続のベストナインの表彰を受けた。「(アワードに)友達から当たり前のように出てるなって言われたんですけど、そういう感覚って難しいですね。今は出られることによく頑張ったな、と自分に言いたいです」。タイトル常連の男ならではの思いを明かした。

ルーキーの19年に盗塁王を獲得して以来、21年の最多安打を含め新人から5年続けて打撃部門のタイトルを獲得し続けている。新人から5年連続のタイトル獲得は、67~73年に最多奪三振や最多勝を7年続けた江夏豊(阪神)、58~63年に6年連続最多安打(他に本塁打王など)の長嶋茂雄(巨人)に次ぎ、球団野手では01~05年に5年連続で盗塁王を獲得した赤星憲広に並んだ(※当時、表彰対象外だった場合も含む)。来季は球団野手最長となる“赤星超え”の期待がかかる。

「連続っていうのは僕は意識します。ゴールデングラブもベストナインも連続して取るっていうのが僕の中では大事だと思ってますし、すごい大事にしてるんで。何か取れればいいかなと。盗塁じゃなくても」

最多安打も「自分の中ではまだ1回しか取れてない」と満足していない。最多安打に近づけば、首位打者の可能性も出てくる。近本が打撃のタイトルを取れば、チームの連続日本一にも近づく。来季もモチベーションには事欠かない。【高垣誠】