中日に入団が決まった前ソフトバンクの上林誠知外野手(28)が29日、名古屋市内の球団事務所で会見に臨んだ。

年俸2000万円で契約を交わした同選手は「自分はルーキーの立場だと思っている。一からレギュラーを狙うという気持ちで頑張りたい。走攻守すべてで貢献できるタイプだと思う。野球ができる喜びを感じてプレーしたい」と意気込みを明かした。

ソフトバンクを戦力外となり、新天地での再スタート。18年に全試合出場し、22本塁打62打点。その後は右アキレス腱(けん)を断裂するなど故障との戦いも続いたが「練習はずっとやっている。このオフ、レベルアップしてキャンプを迎えたい」と不安はない。貧打にあえぐ竜打線の起爆剤となる決意だ。(金額は推定)

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