年末の風物詩で、今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、都内で発表され、38年ぶりの日本一を達成した阪神タイガースの流行ワード「アレ(A.R.E.)」が年間大賞に輝いた。

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阪神佐藤輝明内野手(24)が、見事に予言を的中させた。自身が契約更改の交渉に臨んでいたちょうど1年前の12月1日の当日に、ヤクルト村上の「村神様」が流行語大賞に選出された。それを受け、来季流行させたいワードを問われた主砲は「“アレ”でしょ」と笑顔で即答した。「優勝したら絶対、流行語になるでしょ。『アレ』を目指して頑張りたいと思います」と話していた。

3年目の今季はチームの中軸として132試合に出場し、打率2割6分3厘、24本塁打、92打点と予言通りの活躍をみせ、チームの18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に大きく貢献した。

今オフは来季のスローガン候補として、「アレ」と「連覇」を掛け合わせた「アレンパ」を佐藤輝が考案。岡田監督も「初めて佐藤すごいと思った」とワードセンスを絶賛。「アレンパ」がスローガンに採用されれば、来季も流行語大賞狙えるかも!?

その1年前の記事がこちら>>「アレ」で流行語大賞「優勝したら絶対なるでしょ」