広島が4日、来季の新外国人投手として前ロイヤルズのテイラー・ハーン投手(29)、パイレーツからFAとなったトーマス・ハッチ投手(29)を獲得したことを発表した。

左腕のハーンは今季はレンジャーズ、ブレーブスに在籍し、最後はロイヤルズに所属した。メジャー通算は12勝15敗、防御率5・35。エンゼルス大谷との対戦では21年7打数1安打、22年は5打数1安打で計12打数2安打1打点5奪三振、1四球、打率1割6分7厘と好相性を誇っていた。

右腕のハッチはシーズン途中にブルージェイズからパイレーツに移籍。両球団で計18試合に登板し、1勝1敗、防御率4・08だった。メジャーでは通算39試合で4勝4敗、防御率4・96。最速157キロを誇る。

両選手は広島球団を通じてコメントを発表。ハーンは「2024年に広島東洋カープでプレーできる事を光栄に思います。日本でプレーすることに興奮しており、新しい人生の出来事を楽しみにしています。いろいろな経験ができる冒険的で新たな機会にとてもわくわくしています」とコメント。ハッチは「広島東洋カープの一員になれることが光栄で、とても興奮しています! 家族とともに広島に住み、日本での体験を楽しみにしています。2024年にチームの日本シリーズ優勝の手助けができればと思います」と語った。

背番号はハッチが42、ハーンは68に決定。すでに入団が決まっていたマット・レイノルズ内野手(33)は10、ジェイク・シャイナー内野手(28)は95を背負う。

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