巨人岡本和真内野手(27)が6日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。

年俸2億7000万円から1億5000万円アップの年俸4億2000万円でサイン。「めちゃくちゃ良い評価をしていただきました。両手まではいってない。片手で収まる程度です」と和ませた。

新主将として迎えた今季は140試合で打率2割7分8厘、41本塁打、93打点をマーク。本塁打は自身初めて40本の大台に到達し、2年ぶり3度目の本塁打王に輝いた。6年連続30本塁打は球団では王貞治、松井秀喜に次いで3人目となった。

キャプテン2年目で迎える来季へ「まだまだやるべきことがたくさんありますし、まずは優勝、日本一目指してやりたいと思います」と誓いを立てた。

昨季は打率2割5分2厘、30本塁打、82打点をマークするも、チームはBクラスに沈んだ。岡本和もシーズン終盤は4番を外れる試合も増え、年俸3億円から3000万円減の2億7000万円での更改となっていた。(年俸は推定)

▼来季10年目の岡本和が4億2000万円で契約更改。巨人選手の年俸4億円到達は18年菅野の6年目が最速で、10年目以内は菅野、01年松井9年目、08年上原10年目、13年内海10年目に次いで5人目。高卒では9年目の松井に次いで2番目のスピードだ。ちなみに、阿部監督の4億円到達は11年目の11年で、岡本和と同じく高校から入団した坂本は13年目の19年だった。

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