巨人が22日、保留者なしで全選手との契約更改が終了した。

増加率、増額をランキング化すると、秋広は増加率で1位、増額で4位に入った。121試合で打率2割7分3厘、10本塁打と飛躍を遂げ、2620万円増の3250万円でサインした。416%アップは球団では18年岡本和(567%)19年高木京(500%)01年條辺(456%)に次ぐ歴代4位の上昇率となった。

増加率ランキングではそのほかにも50試合に登板した菊地、来季の遊撃レギュラーが確約されている門脇、防御率2点台と安定していた船迫、4勝を挙げた横川、初の規定投球回、2ケタ勝利をマークした山崎伊、全試合1軍に登録された中山、育成スタートでプロ初勝利を挙げた松井ら若手選手のアップが目立った。(金額は推定)

◆増加率ランキング

1位=秋広(416%)

2位=菊地(329%)

3位=門脇(269%)

4位=船迫(188%)

5位=横川(158%)

6位=山崎伊(104%)

7位=戸郷、長野(100%)

8位=中山(79%)

9位=大城卓(63%)

10位=松井(57%)

◆増額ランキング

1位=岡本和(1億5000万円)

2位=戸郷(9000万円)

3位=大城卓(5000万円)

4位=秋広(2620万円)

5位=山崎伊(2600万円)

6位=中川(2500万円)

7位=菊地(2300万円)

8位=門脇(2260万円)

9位=長野、吉川(2000万円)

【一覧】プロ野球12球団の契約更改状況