楽天ドラフト3位の日当直喜投手(18=東海大菅生)が17日、新人一番乗りで3度目のブルペンに入った。仙台市内の2軍施設で新人合同自主トレに参加。立った捕手に、これまでで最多の40球を投じた。「高校時代から球数を投げる練習はしてきたので、体的には全然問題ないです。ボールの質も段々上がってきて、体の痛みも全くないので、いい状態で、いい方向に向かってるのかなと思います」とうなずいた。

疲れ知らずだ。13日に25球、15日にも25球。直近5日間で3度ブルペン入りするハイペースも、日当にとって珍しいことではない。高校時代は週5、6回のペースで傾斜を使った投球練習を行い、1度に70球から200球ぐらいを投げてきたという。それだけに「投げる体力っていうのは高校時代から一番自信があるところ」と言い切る。

この日は一番自信のある球種で、決め球、カウント球としても使うフォークを14球投げた。「フォークの精度を上げていけば、もっともっと使えるピッチャーというか、勝てるピッチャー、負けないピッチャーになれると思うんで、そこを追求していけたらなと思います」と力を込めた。

仙台市内に雪が積もった前日16日のオフは、ドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)、同6位の中島大輔外野手(22=青学大)と一緒に過ごしたという。「昨日は朝ゆっくりして、古謝さんと中島さんと、髪の毛を切りに行ってきました。その後はサウナに行って、ソフトクリームを食べました」とリフレッシュ。温泉にも入り「最高でした」と笑顔で振り返った。

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