ロッテ高部瑛斗外野手(26)が支えてくれた人に恩返しするため、タイトル再奪取を誓った。ZOZOマリンで自主トレを公開。22年は137試合に出場し、盗塁王とゴールデングラブ賞を受賞したが、昨季は開幕前に右肩甲下筋肉離れ、9月には胸郭出口症候群で手術を行うなど1軍出場なしに終わった。「もう80%ぐらいは回復してる。けがもだいぶ癒えて。今は制限なく体を動かせてます」と現状を明かした。

苦しくても心が折れなかったのは、家族の存在があったから。「私生活も全て支えていただいた。話したりとか、会ったりしただけで、つらいのを忘れられた。近くにいてくれるだけで、とても助かりました」と感謝した。

恩返しのため、目指すのはタイトルの再奪取だ。「そこの2つ(盗塁王、ゴールデングラブ)は取れるようにまずは考えていますけど、打撃のタイトルを。ロッテで1番必要なのは打てる選手だと思う」。あとははい上がるだけだ。

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