まもなく、キャンプイン! 球春到来を前に、日刊スポーツのプロ野球12球団担当が、今季のチーム展望や布陣を予想しました。春季キャンプを経て、どのように予想が変わるかにも注目です。
<ヤクルト>
【シーズン展望】
優勝に必要なピースがそろった。一番の“補強”は、守護神・田口だろう。昨季途中に国内FA権を取得したが、行使せずに残留。23年はリーグ2位の33セーブ。8回の清水と、後ろが既に固まっていることは大きな利点となる。手薄だった左のリリーフには経験豊富な前ソフトバンク嘉弥真が加入。通称・左殺しの異名を持ち、対左はもちろん、固定できなかった7回でも起用が可能だ。
先発陣は小川、サイスニード、高橋、吉村がローテ入りに1歩リードといったところ。ベテラン石川、復活を目指す奥川も控える。ドラフト1位西舘ら新人もその座を狙う。
攻撃陣では過去4度の盗塁王に輝いた前楽天の西川が加入。順調ならば、塩見、サンタナが外野手の2枠を埋める。残り1枠だが、高津監督は「こういうのを求めていた」と競争激化による相乗効果に期待する。故障がなければ、頂点は狙える。
【予想オーダー】
(中)塩見
(左)西川
(二)山田
(三)村上
(右)サンタナ
(捕)中村
(一)オスナ
(遊)長岡
(投)
【予想投手陣】
先発=小川、サイスニード、高橋、吉村
中継ぎ&抑え=田口、清水、木沢、嘉弥真
【予想布陣】
捕手→中村、内山
一塁→オスナ、宮本
二塁→山田、北村拓
三塁→村上、北村恵
遊撃→長岡、武岡
左翼→西川、青木
中堅→塩見、山崎
右翼→サンタナ、丸山和