阪神の春季キャンプ第2クール初日が6日、沖縄・宜野座で行われ、ドラフト2位の椎葉剛投手（21＝四国IL・徳島）が、打撃投手で“プロ初登板”を果たした。見守った岡田彰布監督（66）は高評価。また日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏（42）が臨時コーチとして、佐藤輝明内野手（24）らを指導した。岡田監督の一問一答は以下の通り。
－藤川球児と話していたがドミニカの話
そやで。でもドミニカってまだそんな来えへんから、そんなん分からへんまだなあ、あれは育成やからなあ。
－藤川からいい報告が
いやいや、そんないい報告ちゃう。決まっているから。そんな期待感はそこまでないよ。そんなん。まだまだ日本に来て化ける可能性があるっていうかな。24、5歳やから。
－明日（7日）は具志川か
明日具志川いくよ。昼過ぎにはこっち帰ってくる。
－ベテラン投手陣が
そうやな。今日ピッチャー8人くらいフリーバッティング投げるいうてるから。
－向こうはペースが速い
そうや。加治屋が一番多いって。ほんまにお前（笑い）。こっちでは誰や。桐敷か、あれも多いな。漆原もよう投げとんな。
－村上も
村上もよう投げてんな。投げてるんじゃなくて投げられるんやろうな。いつも言っているやん。無理のないフォームで投げているから球数が投げられる。フォームに無駄があったら、投げていたらしんどいからな。もうちょっと5球くらいストレートいけへんかったら、すぐカーブとかスライダーいくから。結局は、それを投げられないんよね。どこか無理な投げ方をしているから。しんどいんよ。真っすぐ投げるのが一番しんどいわけやからな。変化球は楽やからな。ピッチャーは。若いやつでもすぐスライダーとかいうのは、あれはもう自分でまだフォームが固まっていないというか。無駄なフォーム、動きが、無駄な動きをしているからしんどいんやで。
－具志川でもブルペンを見るのか
見る見る。
－鳥谷氏も行く
それは高校生もおるし、スカウトが心配しとったわ。緊張して何もできひんのじゃないかって（笑い）。担当は具志川いけよって言うといたけど。今日はみんなこっち来とるから。
－若い選手を自分の目で
それもあるしな。まあ見てのう、次のクールは紅白戦で、みんなこっちに呼ぶから。ちょうどええ機会やな。おーん。明日なんか。ワンクール終わったらだいぶ慣れるよ、新人もな。ワンクール終わってホッとするよ。1日休みになって、ああやっとプロのキャンプ来たなあってな。そういう味わいはあるよ。何をやってええか分からんわけやからな。そんなもん言われたら通りにやるしかないからな、新人は。第一クールなんかいっても緊張してばっかになるからな。驚きのことばっかやろな。全然違うよキャンプ言うても。2月1日からな。2月1日なんかそんなもんお前、練習せえへんからな。普通はな。
－椎葉はパリーグ中心に投げるのか。
いやいや、そんなんそんなん。あんなん後ろのピッチャーは（関係ない）。オープン戦なんか、後ろの方に投げさせたら2軍のやつが出てくるから。1軍レベルは変わってしまうやんか。あんまり後ろを投げさせてもな。全然、関係ない。
