阪神が楽天を下し、今季初対外試合を白星で飾った。外野席まで多くの観客で埋まった試合で、岡田監督は近本や中野、大山ら主力をずらりとスタメンに並べるファンサービス。先発には青柳、2番手に伊藤将を起用した。

青柳、伊藤将はそれぞれ1イニングを無失点に抑え、上々の試運転を披露。3回からは岡田監督が期待する2年目左腕の門別啓人投手(19)が登板、3イニングを2安打3奪三振無失点の快投を見せた。球場表示では最速151キロをマークするなど、ポテンシャルの高さを示した。

打線は4回に先制。1死から安打と死球で1死一、二塁から佐藤輝明内野手(24)の左前適時打で先制。佐藤輝はこの日も1安打1四球。紅白戦でも4打数4安打で、これで実戦3試合で5打数5安打、打率10割と絶好調だ。さらに梅野の適時打などで2点を加え、8回にも1点を追加した。

7回に浜地が3連打で1失点。9回に7番手で登板したドラフト2位新人の椎葉剛投手(21=四国IL・徳島)が堀内に2ランを浴びて1点差まで詰め寄られたが、逃げ切った。

【練習試合】阪神が楽天に勝利 佐藤輝明が先制適時打 楽天育成の清宮虎多朗が159キロ/詳細