侍ジャパンの山下舜平大投手(21)が衝撃の侍デビューを飾った。「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024」の欧州代表戦(京セラドーム大阪)に4番手で登板し、2回無失点。自慢の直球は自己最速にあと1キロと迫る159キロを計測し、大谷翔平(当時日本ハム、現ドジャース)が14年の侍デビュー登板で出した球速に並んだ。昨季9勝で新人王に輝いた高卒4年目右腕。本拠地マウンドで、近い将来の日本のエースとして躍動する姿を連想させた。

★主な怪物投手の国際試合デビュー

◆松坂大輔(西武)プロ1年目でシドニー五輪切符をかけるアジア予選に出場。99年9月15日の台湾戦(ソウル)に先発し、9回3安打、13奪三振、1失点で完投勝ち。

◆ダルビッシュ有(日本ハム)北京五輪を目指す日本代表候補の強化試合、07年11月23日のオーストラリア戦(ヤフードーム)に先発し、4回8奪三振、4四死球、1失点。最速151キロ。

◆大谷翔平(日本ハム)14年11月12日の日米野球第1戦(京セラドーム大阪)に8回から3番手で登板。最速159キロの真っ向勝負でゾブリスト(レイズ)らMLBオールスターを圧倒し、3者凡退に抑えて完封リレーを演出。

◆佐々木朗希(ロッテ)22年11月10日の強化試合オーストラリア戦(札幌ドーム)に先発。最速159キロの直球を安打される場面もあったが、4回4安打、2奪三振で無失点。

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