侍ジャパンの投手陣が欧州代表を7回まで継投でパーフェクトピッチングに抑えている。

先発の関大・金丸夢斗投手(3年=神港橘)が2回を4奪三振と完璧な立ち上がり。大学を代表する左腕がチームに勢いをもたらす。3回から2番手でマウンドに上がった愛知工大・中村優斗(3年=諫早農)が自己最速タイとなる157キロを計測するなど3者凡退。2人の大学生侍が序盤から大活躍した。

4回からは松山晋也投手(23=中日)が登板し、先頭を空振り三振に仕留めるなど150キロを超える直球で1人の走者も許さず。5回からはパームの使い手、渡辺翔太投手(23=楽天)が2つの空振り三振を奪うなど3人で片付けた。

6回からマウンドに上がった隅田知一郎投手(24=西武)は切れ味鋭い変化球で相手打者を翻弄(ほんろう)。三者連続三振と奪三振ショーだった。7回も続投し、先頭打者の中飛を青学大・西川史礁(みしょう)外野手(3年=龍谷大平安)がダイビングキャッチ。守備でも投手陣をもり立てるなど、完全に抑え込んでいる。

侍ジャパンは7回まで5投手の継投で欧州代表に完全試合を継続させている。

【侍ジャパン】今秋ドラフトの目玉、関大・金丸夢斗が先発 欧州代表と対戦/速報