4年目で初の開幕投手を務める楽天早川隆久投手が、左封じに意欲を示した。DeNA戦(横浜)前日は、都内でダッシュやキャッチボールなどで調整。昨季被打率は右の2割5分4厘に対し、左が2割9分2厘で、オープン戦も右が1割5分4厘で、左が5割5分6厘と分が悪く、苦手を克服してシーズンに備える。

牧、宮崎、オースティンを警戒した上で「左バッターをうまくキャッチャーとコミュニケーションを取りながら抑えたい」。11試合連続安打中の相手ドラ1度会とは初対決となる。「まして左バッターでもある。苦手の中でもどうやって抑えていくかを含めて配球していければ」と売り出し中のルーキーを封じていく。

今季は少ない球数をテーマの1つに掲げる。「5回で70球ぐらいだったらベストですけど、7回100球を目指してやっていきたい」。開幕まで残り2試合。新エース候補が、横浜のマウンドで真価を発揮する。

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