巨人2年目左腕のフォスター・グリフィン投手(28)が、またしても立ち上がりの悪さを見せた。初回先頭の若林に四球を与え、2番松本剛に右前打を許して無死一、三塁のピンチをいきなり背負った。3番レイエスこそ見逃し三振も、マルティネスの右前適時打で先制され、続く野村には4連続ボールの四球。万波に左中間へ運ばれ、初回だけで3失点。2回にも2点を失い2回7安打3四死球5失点と安定感を欠いた。

前回登板のオリックス戦(9日)も、2回までに6失点という序盤の投球内容。決定的となっている開幕2戦目の阪神戦(30日)先発に、不安を残す形となった。オープン戦での登板は残り1試合。グリフィンは「やらなきゃいけないのは全部。試合でもちょっと回数投げないといけないのもそうだし、球数投げるのもそうだし、ストライク投げるのもそうだし、全部やらないといけない」と2試合連続で出ばなをくじかれ、急ピッチでの調整を余儀なくされた。

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