ソフトバンクのベテラン和田毅投手(43)が2軍広島戦(タマスタ筑後)で緊急降板し、本番へ不安を残した。

3回1死一、二塁でゴロを処理した際に左手中指を負傷。出血もあり、次打者に2点適時二塁打を浴びたところで交代。シーズン前最後の登板でのアクシデントに「(血は)止まっています。大ごとではないです」と軽傷を強調した。

先発が決まっている本拠地開幕の4月2日ロッテ戦の登板について、倉野1軍投手コーチは「明日判断します。指先の状態は明日にならないと分からない。いけるならいくだろうし、いけないならいかない」と慎重な言い回しで、登板回避の可能性が残された。

結果は2回2/3を8安打5失点。2回に2点、3回は3連打などで3点を失った。8安打のうち5本が変化球を仕留められた。課題を残し「いい感じで変化していない。やれることをやっていきます」と切り替えた。

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