日本ハムが初回、「いきなり郡司」とはいかなかったが、新庄剛志監督(51)の“いきなリクエスト”が成功した。

5試合連続「1番三塁」でスタメン出場の郡司裕也捕手(26)が、4点先制の口火となった9日ソフトバンク戦同様、カスティーヨの初球をフルスイングも、三塁ゴロ。すると2番五十幡亮汰外野手(25)も、初球を三塁線へ「いきなりセーフティーバント」し、快足を飛ばし一塁を駆け抜けた。審判の判定はアウトだったが早速、新庄監督はリクエスト。判定はセーフに覆り、1死一塁のチャンスになった。

五十幡の二盗で1死二塁にすると、3番万波が四球を選び、4番マルティネスが左越えに1号3ランと「いきなり3点先制」に成功。今季初登板の根本悠楓投手(21)を援護した。

【動画】日本ハム・マルティネス1号 力強くガッツポーズ&新庄監督とジャンピングハイタッチ