楽天が3連敗で単独最下位に転落した。天敵の西武今井には、21年10月15日から11連敗となった。今江敏晃監督(40)は「対今井に対して『さあいくぞ』っていうところで、早川が立ち上がりに3点取られた。チームとして、なんとか行こうっていう中で、初回がすべてっていうか、最終的に1点差まで縮めたが、あの3点はかなり大きかった」と総括した。

試合序盤に主導権を握られた。初回、先発早川が先制ソロを含むいきなりの3失点。3回にも3連打を起点に2点を奪われ、序盤に5点のビハインドを背負った。ここ2試合は0封負けが続いていたが、打線は7回1死一、三塁で鈴木大が適時打を放ち、16日オリックス戦の6回以来、27イニングぶりに得点を挙げた。8回2死一、二塁からは岡島の今季1号となる3ランで反撃。1点差まで迫るも、及ばなかった。

今江監督は「結果的に後半は岡島の1発だったんで、つないでつないでなら、明日への期待っていうのは持てましたけど。ただ、点数が入ったっていうところは、次につながるいい要素では確かにありますけども、そんなに好材料とは思っていないです」と話した。

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