好相性の富山で勢いを加速させていく。DeNA筒香嘉智外野手(32)が13日、富山・福井で行われる14日からの巨人2連戦に向けて北陸入りした。
復帰後初遠征となる富山。最後に訪れた18年9月5日の巨人戦で2本塁打を左翼席にたたき込んだ。6年前の記憶は「あまり覚えてないです…」としながらも、11年、14年と合計3試合で9打数4安打7打点と好相性を誇る。
積み上げてきた経験値がものを言う。日本だけでなく米国でも複数球団を渡り歩いた。メジャーからマイナー、独立リーグとさまざまな球場でプレーしてきた。不慣れな球場で心がけることがある。
「打席に入った時に『あれ、いつもと違うな』と感じることが多い。それでも自分の感覚を信じて立つことですね。ズレてるんじゃないかといって、そっちに合わせて行くとズレが大きくなる。自分の感覚でこうかなと構えた時にズレたと思っても、大概その感覚は合ってる。打席に立った感覚をそのままやることです」
細かい感覚のズレを敏感に察知し、日々向き合うことでたどり着いた境地。復帰後の1軍初戦となった6日ヤクルト戦で8回に逆転3ランを放つと、11日の阪神戦でも8回に決勝ソロを放って最大7点差をひっくり返す、大逆転劇をもたらした。「人工芝はアメリカになかったので体の張りはもちろんあります」と万全の状態ではなくても存在感は絶大。ハマスタを熱狂させた背番号25が、北陸でも大いに暴れる。【小早川宗一郎】



