西武のドラフト1位左腕武内夏暉投手(22)が、新人の先発では球団初となる開幕から無傷の4連勝を飾った。プロ初の交流戦に臨み5回2/3を89球、4安打無失点。「真っすぐがあんまり良くなくて、変化球もいっていなかったんですけど、その中でもなんとか打たせて取る投球というのはできた」と振り返った。

セ・リーグの中日の打者相手に考えながら腕を振った。「しっくりこなかったので、グラブの位置を変えてみたり、足の上げ方を変えてみたり」。4回2死二塁では5番中田を右飛、5回2死一、三塁のピンチでは1番岡林を一ゴロに抑え無失点で切り抜けた。「ピンチの時こそ、この状況を楽しむというか、あまりマイナスにならずに、というのはいつもできている」とうなずいた。規定投球回に再到達し、防御率はルーキーながら1・27と初めてリーグ1位となった。広島床田と並び、両リーグトップ。「あまり気にしないようにはしています」と引き締めた。

渡辺GM兼監督代行は「今日はあんまり良くなかった」と、6回2死二塁の場面、中田に回ったところで交代を決断した。2回に中前打を許すなどタイミングが合っていたと判断。それでも「ゲームをつくっていける能力にたけた投手だとは思う。武内は実力通りの結果も出してくれてるなという感じがする」と評価した。チームトップの勝利数で、エース級の活躍を見せる武内は「周りのみなさんに感謝しています」と話し、次回登板を見据えた。【山崎純一】

▼西武武内が無傷の4連勝。開幕から4連勝以上を記録した西武の新人は56年稲尾和久(8連勝)、93年杉山賢人(6連勝)、12年十亀剣(7連勝)に次いで4人目。過去3人は4連勝までに救援勝利を含んでおり、先発だけで無傷の新人4連勝は球団史上初。

【関連記事】西武ニュース一覧