DeNA中川颯投手(26)が6日、横浜市内の球団事務所で契約更改に臨み、年俸650万円から950万円増の年俸1600万円でサインした。「今年、成績的には満足いく成績ではなかった。圧倒的というか、マウンド上がったときに安心感を与えられるような投手になりたい」と気持ちを新たにした。
昨オフ、オリックスから戦力外通告を受けて地元のDeNAに加入。キャンプからアピールを続けて開幕ローテーション入りを果たしてプロ初登板初先発すると、先発以外にもロングリリーフや火消し要員と幅広い役割で躍動した。さらに5月18日の中日戦では豪快なプロ初本塁打を放つなど、打撃センスでもファンを魅了した。29試合に登板して3勝0敗、防御率4・42だった。
1年前の入団会見では「自分の生まれた年以来の日本一を」と目標に掲げていたが、入団1年目で有言実行。「まさか1年目に日本一になるとは思ってなかった。こんなに早く良い思いできるとは。1回だけよりもここから常勝チームになれるように、その一員になれるように頑張っていきたい」と力を込めた。
ただ、日本一の栄光と同時に思うこともある。オリックスに所属した3年はいずれもチームがリーグ優勝。歓喜に沸くチームに対し、1軍での出番がなく、貢献できなかった悔しさがあった。今季はポストシーズン通してチームに貢献したが「ビールかけもパレードもすごく楽しかったし、うれしかった。けどやっぱり日本シリーズで戦えなかった選手たちの気持ちというか。僕は過去3年間その立場だったので悔しさ、もどかしさだったりいろんな感情が入り交じった中での自チームの勝利、複雑な心境は分かるので。上からではないですけど、一緒にやってる選手も頑張っていきたいですし、今後入ってくる選手の力にもなりたいと思います」と言葉を選びながら話した。(金額は推定)



