ソフトバンク秋広優人内野手(22)が、新天地初アーチを放った。「日本生命セ・パ交流戦」の本拠地DeNA戦に「7番左翼」でスタメン出場し、2回2死から先制&決勝ソロ。DeNA大貫が投じた内角スライダーをさばき、右翼ホームランテラス席へ突き刺した。2試合連続で勝利打点を挙げ、2夜連続でヒーローとなった。チームは今季最多の貯金「4」とし、交流戦は首位をがっちりキープだ。
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タカ党の歓声とともに、ライナー性の打球が一直線に伸びていく。秋広は着弾を確認し、一塁のベースを蹴ったところでスピードを緩めた。「(弾道が)低くくてどうかなとは思ったんですけど…。入ってくれて良かったです」。5月12日に交換トレードで巨人から加入した。移籍後39打席目。待望の新天地初アーチを本拠地で放ってみせた。
技ありだった。0-0で迎えた2回2死の第1打席。カウント2-1からの4球目、DeNA大貫の内角高めスライダーを迷いなくさばいた。右翼ホームランテラス席に飛び込む1発は先制&決勝ソロ。1軍での本塁打は巨人時代の23年7月23日のDeNA戦以来だ。「(内角高めに)入ってくる変化球に反応できた」と自画自賛。小久保監督も「(バットの)芯に当たればオーバーフェンスする力はある」と目を細めた。
必死さが、好結果を生む。13日同戦は「6番左翼」で先発出場。4回2死二、三塁から2点適時打と、ホークス初打点をマークした。2試合連続で勝利打点を挙げ、連夜のお立ち台に上がった。それでも、慢心はない。むしろ危機感を感じている。「すごい選手がいるので。甘くはないと思うので」。現状、外野は近藤、周東、柳町が定着。直近2戦は近藤が「DH」起用で、スタメンが回ってきた。秋広は「チャンスをもらっている。1打席、1打席臨んでいる結果」と胸を張った。
チームは3カードぶりの勝ち越しを決め、今季最多の貯金4とした。交流戦は首位をがっちりキープ。2位の日本ハムなど計5球団に1・5ゲーム差をつける。「まだまだチームに貢献できるように頑張ります」。身長2メートルの大男の鼻息は荒い。【佐藤究】



