ソフトバンク今宮健太内野手(34)が史上4人目となる通算400犠打を達成した。4回無死一塁の第2打席で「捕ギ」を成功させ、直後の柳町の左前適時打を呼び込んだ。今宮は8月22日の敵地日本ハム戦で通算100本塁打に到達。400犠打以上を決めての100本塁打到達者はプロ野球史上初の快挙となった。

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今宮の通算400犠打のうち「三犠打」は8つしかない。「三塁方向はほぼないはずです。調べてみてください」と言われて過去の成績をさかのぼると、その通りだった。

理由は「自分は顔に近い位置でバントをするので三塁方向は少しやりづらい。顔から遠い位置でバントをする人はやりやすいと思いますけど」と説明した。右打者ということを考慮しても、8つだけというのは意外な少なさだった。

一般的に一、二塁や二塁の場合は三塁手に打球を処理させるのがセオリー。二塁走者を確実に三塁進塁させるためだ。「三塁方向にやろうと思ったこともあったけど失敗ばかりでした。セオリーとは逆でもコースさえよければ成功できるので」。バント職人は自己流を歩み、プロ野球史上初の金字塔を打ち立てた。【ソフトバンク担当=只松憲】

【ソフトバンク】今宮健太が史上初400犠打&100本塁打!「まだまだ上にはレジェンドの方々が」