東京6大学野球連盟100周年の記念トークショー(ベースボール・マガジン社主催)が6日、都内で開かれた。東大OBでジャーナリストの大越健介氏(64)が司会を務め、明大OBでヤクルトなどで活躍した広沢克実氏(63)、法大OBで広島などで活躍した小早川毅彦氏(63)、早大OBで近鉄などで活躍した石井浩郎氏(61)の3人とともに学生時代の思い出を語り合った。

1時間半に及ぶトークショーで最も盛り上がったのは、明大の名将・島岡御大にまつわる逸話だった。広沢氏が「みなさんは相手と戦っていたと思いますが、我々は島岡吉郎と戦っていた」と回想した。試合に負ければ朝晩問わずの猛練習を課された一方で、勝利に貢献した選手には食事をごちそうするなどアメとムチを使い分ける。厳しさの中にも人間味あふれる恩師への感謝を懐かしみ「(大学野球は)プロ野球選手を育てる場ではなく、社会に送り出す人間教育の場と常々言っていた」と力を込めた。