日本ハム新庄剛志監督(53)が、モチベーターぶりを存分に発揮した。レギュラーシーズンの本拠地最終戦で、逆転Vへ手痛い今季初の2戦連続0封負け。やや沈んだ場内を盛り上げたのは「MC新庄」だった。
選手らと一緒に場内一周をしながらマイクを持った指揮官はファンに訴えた。
新庄監督 みなさん1年間、温かいご声援、ありがとうございました。なんと、ファイターズ負けてしまいましたけど、喜んでいいものか、ソフトバンクも負けました! 僕たちは1ミリも諦めてません。
ファンが沸いた。グラウンドに整列する、お決まりの形は封印。「他のチームと一緒のことをしたってファイターズらしくない」と型破りなセレモニーで沈滞ムードを打破した。
選手にも“ムチャぶり”しながらマイクを持たせた。「オールスターから、さっぱりホームランを打ってない清宮“あかん”太郎」と、ひと言求められた清宮幸は「今日の試合は忘れて、明日から頑張りまーす!」と明るく宣言した。
超異例のセレモニーで悪い流れを断ち切って、残すは敵地で6試合。「僕たちは全部勝つしかない。優勝してのクライマックス(シリーズ進出)がいいんです」。可能性がある限り、新庄監督率いる日本ハムは諦めない。【木下大輔】



