マー君が金字塔を打ち立てた。巨人田中将大投手(36)が30日の中日戦(東京ドーム)に先発して6回4安打2失点で今季3勝目をマーク。大台まで“あとひとつ”としてから4度目の挑戦で史上4人目の日米通算200勝を達成した。近年は故障にも苦しみ、21年の日本球界復帰後は5年間で通算23勝。プロ19年目の今季も4月3日の中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初登板&初勝利を飾ったが、3カ月以上の2軍暮らしも経験した。苦しみながらチーム142試合目で大偉業を達成した。ヒーローインタビューは以下の通り。
◇ ◇ ◇
-本当におめでとうございます
ありがとうございます!
-“あとひとつ”届きました。どんな気持ちでしょうか
本当にうれしいです。ここまで本当に長い時間かかりましたし、ジャイアンツに入団してから早くこの本拠地の東京ドームで勝ちたい、ヒーローになりたいなと思っていたので、時間がかかってしまったんですけど、今日こうして迎えることができてうれしいです。
-今シーズン最後の先発登板のチャンス。どんな決意
自分のベストを尽くす。今日持てる力を全てもう出し切ってマウンドを降りるっていう気持ちで試合に臨みました。
-チーム一丸となって執念で掴んだ勝利。試合の途中ベンチにちょっと姿がない時間帯も、どこでどんな気持ちで戦況を見つめていた
もう祈りながら(笑い)。でも頼もしいリリーフ陣が後にいたので、なんとか応援しながらっていう感じでした。
-200個目のウイニングボールはどうする
家に置いときます。
-今シーズン通算197勝で新天地での新たなシーズンをスタート。勝ちから長く遠ざかった時期もあった。何が田中投手を支えてくれた
一番はいつも、いつでも応援してくれる家族の存在ですね。そこが一番で、どんな時でも変わらず応援してくれてるっていうところが僕にとっては非常に大きな存在でした。
-ご家族の皆さんにメッセージ
家に帰って言います(笑い)。
-特にプロとしてのキャリアをスタートさせた東北楽天イーグルス。そこで育ててくれた野村克也さん、星野仙一さん、お2人に今どんなことを思う
野村監督もそうですし、星野監督もそうですけども、それ以外にも僕の野球人生に携わってくださった方々、すべての人に感謝したいですね。
-新天地で迎えたシーズン。ジャイアンツファンの皆さんの声援は
最高です!
-最後にジャイアンツファンの皆さんにメッセージとクライマックスシリーズ、そして日本シリーズ進出に向けて
色々言いたいことはあったんですけど、今日これで終わりっていうことは何もないので、こっからの先の戦いっていうのがほんとの勝負になってくると思うので。クライマックスシリーズ、日本シリーズと勢いに乗って戦っていきたいと思います。
◆田中将大(たなか・まさひろ)1988年(昭63)11月1日、兵庫県生まれ。小学6年の時、昆陽里(こやのさと)タイガースで坂本勇人(現巨人)とバッテリー(田中将が捕手)。駒大苫小牧2年夏に甲子園優勝。3年夏は斎藤(早実)と投げ合い決勝再試合の末、準優勝。06年高校生ドラフト1巡目で楽天入団。07年新人王。13年はプロ野球新記録の開幕24連勝をマークし、楽天を初の日本一に導いた。同年オフにポスティングシステムでヤンキース移籍。14~19年に日本人大リーガー最長の6年連続2桁勝利。21年楽天復帰。昨年オフに契約交渉がまとまらず、自由契約となり巨人移籍。188センチ、97キロ。右投げ右打ち。夫人はタレントの里田まい。



