<セ・CSファイナルステージ:阪神4-0DeNA>◇第3戦◇17日◇甲子園

阪神高橋遥人投手(29)が63年ぶりに虎のレジェンドの記録に並んだ。8回1死まで無安打無失点投球の圧巻投球。ポストシーズンでノーヒットノーランという快挙こそならなかったが、プレーオフ、CSの先発で7回1/3無安打投球は阪神では62年の村山実以来の快挙だ。

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高橋にとって、念願のポストシーズン初白星となった。19年のCSデビュー戦から5度目の登板での勝利。長い道のりだった。

「手術もいっぱいして、いろんな人に会って。そういうところは成長できていると思う」

21年11月のCS巨人戦を最後に、約2年半の長いリハビリ期間に突入。登板した約2週間後には左肘のクリーニング手術を行うような身体の状態だった。それでも投げられる限り、任されたマウンドは降りなかった。「投げる時はしっかり投げられていたから。そういうのはあまり言いたくない。その状態だったからダメだったとなるし」。

計5度の手術を経て、昨年には左腕に埋まったプレートも除去。万全の身体で“完全体”となってつかんだ白星だ。

「あの頃は『ここからどうなっていくんだろう』みたいな。そういうのが全部なくなった。練習したら、それが直結していくような気持ちかな」

心身ともに分厚くなり、大舞台で輝いた。【阪神担当=波部俊之介】

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