東洋大が中大に競り勝ち、先勝した。

東洋大先発の島田舜也投手(4年=木更津総合)は9回6安打1失点の好投を見せ、勝利へ導いた。

エースは崩れなかった。4-1の8回、井上大監督(52)に「点取られた代えるぞ」と言われ、もう一段ギアが上がった。先頭に四球を許し、無死一塁でクリーンアップを迎えたが「今日は絶対完投する気持ちで上がっていた」と動じなかった。首位打者の3番皆川を左飛、4番繁永は内角145キロ直球で詰まらせ右飛、5番松嶋はスライダーで左飛に打ち取った。

9回も走者を2人許し、2死一、三塁のピンチを招いたが「絶対に代わりたくない」。1番佐藤壱を140キロスプリットで空振り三振に斬り、小さく拳を握りほえた。「うれしかった」と最終週で今季初完投。マウンドでエースの姿をはっきりと示した。

2日後の23日にはドラフト会議が行われる。上位候補に名前が挙がる島田だが「自分よりは友達とか、東都の知り合いとか、地方のすごい子たちがどこに行くのか、何位で行くのかって気になる。(自分は)それなりに評価してもらえて、指名もらえたら(うれしい)」と冷静に話した。

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