東京6大学野球の早大に今春入学する横浜(神奈川)・阿部葉太外野手(3年)が7日、西東京市内の同大グラウンドで練習に参加した。

同じアスリート選抜入試に合格した仙台育英(宮城)・川尻結大(ゆいと)捕手(3年)、智弁和歌山・福元聖矢外野手(3年)とともに加わり「新鮮な気持ちというか、また1から始まると思うので、今日はいい練習ができたかなと思います」と早大野球部の一員としての気持ちを新たにした。

高卒即プロ入りは狙わず、大学進学することは早い段階から決めていた。神宮を訪れて早慶戦をはじめとした東京6大学の熱気に触れ「本当に注目度の高いような人気のあるところでプレーしたいっていう思いがあったので、早稲田への進路を決めました」と理由を説明。今年1月の練習始めで小宮山悟監督(60)から春のリーグ戦から「1番中堅」で起用すると明言されるなど、入学前から早くも注目の存在だ。

周囲の期待に対してプレッシャーはみじんもない。「むしろ楽しみというか、本当に春のリーグ戦が待ち遠しい。早く試合で活躍したいなという思いがより一層増しました」と気持ちが引き締まった。大学4年間で狙うのは、明大OBで阪神でプレーした高山俊(現・オイシックス)が打ち立てた歴代最多安打(131安打)の更新だ。「4年生のリーグ戦が始まる頃にそこを狙えるような数字を、自分でたたき出していけたらなというふうに思ってます」と目標を定めた。

活動の場を移そうともやることは変わらない。「チームの勝利に貢献できるようにすることは高校時代から変わらない。最後まで諦めないプレーというか。横浜高校で培った泥臭さを神宮の舞台でやっていきたいし、高校同様日本一を目指してやりたいなというふうに思っています」と話していた。