ルーキーが描いた放物線が、ハマスタの空気を一変させた。DeNAドラフト3位の宮下朝陽内野手(22)がプロ1号ソロを放ち、逆転劇を演出。「これまで打ったホームランの中で、一番うれしいホームランだった」。本拠地のボルテージは最高潮に達し、ダイヤモンドを1周する背番号「34」を地鳴りのような大歓声が包み込んだ。
登場曲は“ファンファースト”にこだわった。入団時から「嵐」の大ファンと公言。もちろん、登場曲も嵐で-。「自分が好きな曲というより、みんなが知っているような曲にしました」と、球場全体に一体感を生むための4曲を厳選した。
1打席目の「ワイルドアットハート」に続き、2打席目は「Love Rainbow」。そして迎えた第3打席、「Troublemaker」をバックに打席へ向かうと、ファンが待つ右翼席へプロ初アーチをたたき込んだ。
11日の広島戦で急きょスタメンに抜てきされ、1軍デビューを果たした。プロ初安打もマークし「もっとたくさん(嵐の曲を)流せるように頑張りたい」と笑顔を見せていた期待の新戦力。選曲だけでなく、プレーでもファンの心をがっちりとつかんだ。【山本佳央】



