楽天伊藤光捕手がバースデータイムリーで自らを祝った。4月23日は37歳の誕生日。日本ハム戦に「9番捕手」で出場し、1打数1安打1打点1四球1犠打。守備でも先発滝中を好リードして勝利に貢献した。
エスコンフィールドは祝福ムードに包まれた。2回の第1打席、三塁側応援席からバースデーソングが演奏された直後、きっちり犠打を決めた。「バントのサイン出てたんで、すごく球場全体から拍手もいただけましたし、ありがたかったんですけど、とりあえずバント決めなと思って、そっちの気持ちの方が強かった。2打席目、もう1回聞きたかった」と笑った。
貴重な一打を決めた。1点リードの6回1死満塁、日本ハム生田目の初球ツーシームにバットを折られながら中前にしぶとく適時打を運んだ。「思い切っていった結果、僕らしい打球でヒットになって良かった」。泥臭く追加点を奪った。
チームは1点差ゲームを制し、同一カード3連敗を阻止した。「誕生日に良かった思い出があんまりなくて…。勝った思い出もそこまでなくて、多分、記憶にないんで。とりあえず勝ちたいなと思ったし、バント、フォアボール、タイムリーという流れで少しは勝ちに貢献できたんで良かった」と力を込めた。
今季、DeNAからFAで加入。チームでは鈴木大とともに野手最年長だ。「まだまだ若いと思ってますけど、年齢がと言われるこの世界なんで、1日でも多くというか、1年でも多くあらがって、この世界にしがみついてやろうかなと思ってるんで、その気持ちだけですね」。若手に負けじと、いぶし銀の働きをみせる。【山田愛斗】



