ヤクルトが阪神との首位攻防2戦目で完封負けし2位に落ちた。

28日にリーグ1位に返り咲いたが1日で陥落。熾烈(しれつ)な争いとなっている。池山隆寛監督(60)は「きのうの借りをきょう返されたので、あしたしっかりまた準備していい戦いをみせないと。完封負けじゃ7回しか傘が開かなかったのでなんとか点数をとりたい」と30日の次戦に目を向けた。

相手先発は前回まで3登板2完封の高橋。3回までは完全投球を許した。4回先頭の増田珠外野手(26)が中前打を放ちチーム初出塁するが、1死一塁から内山壮真内野手(23)が遊ゴロ併殺。5回から7回は3者凡退に抑えられた。2点を追う9回は先頭武岡龍世内野手(24)が右前打をマークも増田が三ゴロ併殺。打者のべ28人で試合を終えた。

二塁も踏めず9回3安打無四死球無得点。完封勝利を許した池山監督は「相手投手が素晴らしかった。いいところに真っすぐがきている軌道に、シンカーとスライダーがうまく、本当に素晴らしいコントロール。そこからストライクからボールにかけて1球見せられて、そこからボール球にやっぱり手が出てしまう軌道だったと思う。無四球だったので、要所要所でコントロール良く投げさせてしまった」と振り返った。

先発山野太一投手(27)は1、2回で計5つの三振を奪う立ち上がり。3回は2死から福島に中前打を許した。続く岡城の飛球に左翼手のドミンゴ・サンタナ外野手(33)がスライディングキャッチを試みるも届かず。適時二塁打となり先制点を入れられた。

4、5回は5つ三振を奪い2イニング連続で3者凡退。6回は二塁手の赤羽由紘内野手(25)の失策、森下の中前打、大山の四球で2死満塁のピンチを背負った。小幡の一塁線へのゴロに茂木栄五郎内野手(32)が横っとびで捕球を試みるも、グラブをはじき適時内野安打となり追加点を許し降板した。

5回2/3を投げて5安打1四球11奪三振の2失点(自責1)。好投したが勝利投手とはなれなかった。山野は「相手も素晴らしいピッチャーだったので点をとられないようにいこうと思ったけど、結果的に負けちゃったので僕の責任かなと思います。また高橋投手と投げる機会があれば勝ちたい」とくちびるをかんだ。指揮官は「ボール自体は今年はすごくいいので、打者陣が援護できなかったのが申し訳ない」と話し、守備のミスについても「セカンドにまわした赤羽がああいう。慣れないポジションをやらせているこちらの責任だと思う」と語った。

山野は前回まで4試合に登板しDeNA、中日、巨人、広島から4戦4勝。開幕5戦5勝で同一リーグの異なる5球団から勝利を挙げれば、2リーグ制後は71年西鉄高橋明以来2人目で、セ・リーグ初だったが、快挙達成とはならなかった。

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