阪神は今季2度目の完封負けで4カードぶりの勝ち越しを逃した。勝った首位ヤクルトとの差は2ゲームに開き、振り返れば3位巨人に0・5差に迫られた。
藤川球児監督(45)は「我慢ですね。また来週から」と冷静に語った。甲南大初のNPB選手、2年目右腕の岡本駿投手(23)に大苦戦。キレのあるツーシーム、カットボール、カーブなどでタイミングを崩され、7回途中まで0封された。好機は作るがあと1本が出ない。3回2死満塁で中飛に倒れた森下は「切り替えてやっていきたい」と懸命に前を向いた。
今カードは15日の初戦で栗林に1安打完封負けを喫した。開幕38試合連続で無得点がなかった虎打線が、直近3試合で2度もシャットアウト負け。奪った得点はカード2戦目の3点だけだ。恒例の女性ファン向けイベント「TORACO DAY」最終日に沈黙。栗林に続き岡本も天敵にしてしまうわけにはいかない。4番佐藤は「次に当たったら打てるように頑張ります」とリベンジを誓った。
14勝8敗1分けだった4月はチーム打率2割6分6厘。一方、5月は打率2割2分1厘で、6勝8敗と負けが先行している。藤川監督は「今日も含めて行ったり来たりの状態。グっとこらえてやっていく」とどっしり構えた。【只松憲】
◆今季阪神の初物対決 相手先発が阪神戦初先発のケースは、17日広島戦の岡本まで12度あり、結果は4勝8敗と負け越し。相手先発に黒星を付けたのは4月1日DeNA戦のデュプランティエと5月2日巨人戦の又木しかない。4月21日DeNA戦は深沢から8安打を放ち5回途中でマウンドから降ろすも、阪神の投手陣が16失点で大敗。巨人竹丸、DeNAコックス、中日中西にはプロ初勝利を献上している。
▼阪神が5月15日広島戦以来今季2度目の完封負け。同一カード3連戦で2度の完封負けは、24年8月12~14日、東京ドームの巨人3連戦で12日に0-1、14日に0-4と記録して以来。甲子園球場の3連戦では24年7月19~21日広島戦で19日0-1、20日0-1の2試合連続完封負け以来となる。



