オリックスの下位打線が躍動した。口火を切ったのは「7番捕手」の若月健矢捕手(30)だ。前日に通算1000試合出場を達成した扇の要はバットも好調。1点を追う2回無死一、二塁では同点中前打を放つと、2点リードの5回2死満塁ではDeNA先発篠木を再び攻略し、2点中前適時打でダメ押しした。「交流戦という一区切りが良かったんじゃないかな。フラットな気持ちで試合に入れている。この2試合で結果を出せてほっとしている」。前夜に引き続き、苦手にした右投手からの2試合連続タイムリーを素直に喜んだ。
「8番右翼」の来田涼斗外野手(23)も2回の勝ち越し犠飛に、4回には適時二塁打で打線を盛り上げた。来田は「とにかく無我夢中、必死です」と、2試合ぶりのスタメン起用に応えた。
2試合連続で主軸以外が打線をけん引。岸田護監督(45)も下位打線の得点はチームに勢いをもたらすかと問われ「本当にそうだと思う」と目を細めた。投打にケガ人が続出する中、打線の脇役がチームの強さを引き立てた。



