中日は8回の押し出し四球の1得点にとどまり、終盤に点差を突き放されて24年まで中日に在籍していた巨人小笠原慎之介投手(28)に、NPB復帰後初登板初勝利を献上した。借金は今季ワーストタイ20に迫る19となった。
中日は0-0の5回、この日初めての得点機を迎えたが、生かせず、その裏に先制を許した。
先頭の石川昂が死球で出塁すると、続くボスラーが中堅フェンス直撃打を放ち、無死一、三塁。しかし、木下は遊飛。約3カ月ぶりにスタメン出場した辻本の鋭い打球は一塁手ダルベックの正面を突き、飛び出していた一走ボスラーが戻れず併殺となり、絶好機を逃した。
その裏、中日先発金丸は1死から岸田に右翼への長打を浴びたものの、二塁手福永の好返球で岸田を三塁で刺した。それでも続く吉川に中前打を許し、二盗で得点圏へ進まれると、2死二塁からキャベッジに右前適時打を浴び、先制点を献上した。
7回にも得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ず。その裏には3本の二塁打を浴びて2点を追加され、金丸は途中降板。2番手草加が後続を抑え、4点目は許さなかったものの、金丸は7回途中8安打7奪三振1四死球、3失点で8敗目を喫した。
8回の攻撃では2安打と1四球で満塁の好機をつくり、石川昂の押し出し四球で1点を返したが、反撃もそこまでだった。
8回には救援陣が3点の追加点を許して、リードを広げられ、そのまま敗戦となった。
この日は24年まで中日に在籍していた小笠原の復帰登板とあって、スタメン発表や牽制(けんせい)、小笠原の打席など、一挙手一投足に左翼席スタンドの竜党から大ブーイングが起こる異様な雰囲気だった。
小笠原に復帰後初勝利を献上し、3カード連続で続いていた巨人戦の勝ち越しは、4カード連続とはならなかった。



