阪神中野拓夢内野手(30)は今季13度目の雨天中止も前向きに捉えた。「もちろんプラスに。(状態は)日々良くなっている」。試合開始時刻20分ほど前から雨脚が強まった。キャッチボールを行っていたナインはすぐにベンチへ撤収。激しい雷雨でグラウンドは池のようになり、ベンチ内は雨水が流れ込んであっという間に浸水した。

中野はコンディションを整える時間にする。この日もベンチスタートの予定だった。18日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)の二塁守備で左足を負傷。幸い、重傷ではなかったが、万全とは言えない状態だ。19日の同戦からは3試合連続代打で出場。21日のDeNA戦(横浜)では7回に右中間へ痛烈な二塁打を放った。2年目の22年8月18日から続く連続試合出場は571。小さな鉄人は、この日も試合前に打撃、走塁練習を行っていた。

スタメン復帰については「そのときにならないと分からないけど、今できることを」。チームは首位を走るが、2位巨人が勝利し、2・5ゲーム差に縮められた。優勝戦線の過密日程が心配されるが「ひとつひとつ勝っていくことがチームとしては大事だし、チーム全員で一丸となってやっていけたら」と引き締めた。【村松万里子】