<日本ハム9-1ロッテ>◇7日◇東京ドーム

 日本ハムが三重殺を完成させ、立ち上がりのピンチを無失点でしのいだ。

 1回に多田野数人投手(28)が2安打を浴び、無死一、三塁のピンチを招き、奇跡的なプレーが起きた。続く橋本将の左翼への浅い飛球で、三塁走者の早川がタッチアップ。左-三-捕の好中継プレーで本塁でタッチアウトにすると、さらに二塁へと中途半端なスタートを切った一塁走者の福浦を、鶴岡捕手が冷静な判断で二塁手前で刺した。日本ハムベンチも騒然とするビッグプレーで、開幕から4試合連続の初回の失点は免れた。

 [2009年4月7日22時2分]ソーシャルブックマーク