右ひじの違和感を訴えて春季キャンプを離脱した広島今井啓介投手(22)が9日、広島・廿日市市の大野練習場でブルペン入りした。3軍調整後は初となる捕手を座らせての本格投球。カーブ、スライダーを織り交ぜ38球投げ「痛みはないですが筋力が落ちている。今後は球数を増やしていきます」と話した。開幕ローテーション候補だったが2月20日の練習試合巨人戦(サンマリンスタジアム)で投球中に同個所の違和感を訴えて緊急降板。「今は焦りはありません。まずは開幕までに2軍で登板したい」と冷静に話した。

 [2010年3月9日18時8分]ソーシャルブックマーク