楽天は7日、山村宏樹投手(36)が今季限りでの現役引退を表明したことを発表した。山村は今年4月に右手首を痛め、今季の1軍昇格はなかった。この日、仙台市内の球団事務所に訪れ、引退を申し入れた。楽天創設にあたり、04年に行われた分配ドラフトで近鉄(当時)から移籍。チーム創設元年から8年間、投手陣を支えてきた右腕は「18年間やってこれましたから。本当にいい仲間に恵まれました。仙台に来て良かった」と話した。今後については「特に(球団からは)何も言われてません。とりあえず、もう体調管理しなくていいんだなと。これからゆっくり寝ます」と笑顔を見せていた。